トピックス(2018年)

活断層巡検

2018年10月、福島県から宮城県にかけて活断層巡検と津波被害の視察を行いました。
福島県では井戸沢断層、双葉断層などを巡り、断層変位跡や露頭にみられる破砕帯などを観察しました。 井戸沢断層では地元の方から、2011年4月の浜通りの地震の時に異常な雷鳴が聞こえたこと、地震の翌日見た地表断層はツルツルの綺麗な面であったことなど、 大変貴重な体験談を直に聞くことができました。
宮城県では旧門脇小学校(石巻市)、旧女川交番(女川町)、旧荒浜小学校(仙台市)および周辺の津波被害の現状を視察しました。未だ復興途中の様子を目の当りにし、 改めて被害の大きさを再認識しました。また、復興にあたり低地には住宅を建てないなど、今後の津波被害を回避するための対策などを見ることができました。